11月6日(水)14時から15時10分まで、西部社友室隣の会議室にて、第4回オンライン落語会を開催しました。
今回は、林家染太師匠のご意向で背面には定式幕を張り、スポットライトを設置、出囃子等で、寄席の雰囲気をより一層醸し出すことができました。
林家染太師匠は、松山市生まれ。関西大学卒業、塾の講師を務めた後、2000年に四代目林家染丸師匠に入門、今年で芸歴25周年、英語・スペイン語・フランス語の落語を得意とし、海外でも活躍中の落語家。
演目は、次の二題創作落語
「今どきのおばあちゃん」
「亡くなったお爺さんの趣味の釣り竿を棺に入れたら、お坊さんから120万円もする上等品ですよと言われ、おばあちゃんが直ぐに取り出した」噺や、「お爺さんの好物がフライドチキンだったので、棺に入れたら、骨上げでいずれの骨か分からなくなった」等々、続々出てくる小話には、会場の皆さんは大笑いでした。
古典落語 人情噺「子は鎹(かすがい)」
別れた夫婦が、幼い息子がかすがいとなって、よりを戻す人情噺。噺が始まる前に持参した「鎹」を披露。登場人物4名を上手に演じる染太師匠の迫真の演技に観客が引き込まれ、後半には、ほろりとさせられ涙を拭く姿も。
オンライン落語の視聴申込は113名。開催一週間前まで3回、申込者に視聴案内をしたにも関わらず、残念ながら、当日の視聴は57名。今後、如何に多くの申込者に視聴していただくかが課題。社友室では、新旧事務局員14名が生の落語を楽しむことができました。
視聴申込者にZOOM落語についての感想アンケートをお願いしていますので、それを参考に、西部社友室として今後の進め方を決めていきたいと思います。関係者の皆様のご協力のお陰で無事終了できたことに、改めて感謝申し上げます。