11月28日(木)14時から15時30分まで、西部社友室隣の会議室で、第2回オンライン文化講演会を開催しました。
今回の講師は、経済学者・歴史学者で日本におけるウクライナ研究の第一人者である神戸学院大学教授の岡部芳彦博士をお招きしました。岡部教授は今年10月に在神戸ウクライナ名誉領事館が開設され、その名誉領事に任命されたばかりで、非常にお忙しい中で出演して頂きました。
講演は、「ウクライナ」という国家について、ロシアや他の国々との関係を、過去から現在に至るまで幅広く網羅するものでした。まさに時宜を得たテーマで、ロシア・ウクライナ両国の歴史的な国土と民族関係、複雑かつ根深い因縁の一端を丁寧に分かり易く、時に冗談も交えながら説明して頂きました。
視聴者からは
「通常のテレビや新聞で知り得るような話だけではなく、専門家だけが知っている情報もいくつか聞くことが出来、とても面白かった」「ウクライナ情勢が良く分かった。早く戦争が終わって欲しい。」「とても関心のあるテーマだったので、興味深く拝聴しました。」「ウクライナ問題が身近な隣国の事として把握できるようになりました。」「非常に素晴らしかった、また岡部教授の講演が聞きたい。」などなど、多くの感想が寄せられました。
また今回初の試みとして、社友が理事長を務める新潟工科大学において、教授・学生にも講義室で一緒に視聴して貰い、彼らにもとても好評でした。
直前の日程変更にもかかわらず多くの社友の皆さまに参加頂けたこと感謝いたします。
今回の講演申込者数は183名、当日オンラインと会場での視聴参加者は94名でした。
90分と言う短い時間でしたが、知識を深めて楽しんで頂けたものと思います。
第2回オンライン文化講演会を無事に終了できたことに、心より御礼申し上げます。