2023年2月に東京本社で3年ぶりに伊藤忠の海外店・事務所・事業会社社員含めたナショナルスタッフ向けの集合研修(Global Network Program)が開催されました。本研修では本社社員との人脈作りが目的の1つとなっており、期間中に業務でやり取りのある関係部署へ訪問する機会を設けています。
集合研修開催に先立ち、希望するナショナルスタッフに対してオンラインでの事前日本語レッスンが実施されました。その講師として、国際社会貢献センター(ABIC)※にて120時間(期間6ヵ月)の日本語教師養成講座を修了され、現役で日本語をボランティア講師として外国人の方々に教えておられるOBの鍬形 勲さん(1964年入社/財務・経理)、竹原 正和さん(1970年入社/エネルギー部門)が協力されました。(※ 商社などを中心とする業界団体の日本貿易会が2000年に創設したNPO法人。)
週1回(全4回)のオンラインレッスンには14名・11ヶ国のナショナルスタッフが参加し、4回のレッスン終了後には、日本語での簡単な挨拶、自己紹介ができるレベルまでになりました。講師の お二人は、集合研修のウェルカムパーティーにもご参加され、日本語を教えたナショナルスタッフと対面もされました。日本語での挨拶はもちろん、参加したナショナルスタッフのみなさんも実際にお二人とお会いする事ができとても喜んでおられました。
伊藤忠を退職後も生き生きと社会に貢献され、現役伊藤忠ナショナルスタッフの成長・育成にも携わって頂いた、まさに「三方よし」を体現されているOBのお二人のご紹介でした。
社会貢献・社会参画の一つとして、外国人に日本語を教える事や日本語教師養成講座にご興味がある方は、是非ABIC(www.abic.or.jp)にお問合せください。